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2010/05/07

食べる

昼食に藤沢のそば屋に入る。
ななめむかいの席に若くてきれいな顔立ちの女性が静かに文庫本を読みながら、頼んだものの出てくるのを待っている。天ぷらそばがきた。
本を閉じそばに向う。黙々と箸を動かし、エビをほおばる。口についた汁をそっと指でぬぐう。
そばを口に運ぶ、三分、五分、食べるという動作はやはり異様なもの、動物的。
美しい女性がモノを食べる姿はできるなら正面からは見たくない。誰かと会話しながらならまだ救われる。自分まで口に入れられてしまうような気分に落ち入り早々に店を出る。

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