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2010/05/27

おにぎり 二ツ

仕事をする気になれず、古いスクラップブックを整理していたら、昭和四十六年、九月二十二日の朝日新聞朝刊が出てきた。雑誌「小説宝石」の広告が眼にとまる。
「許してあなた」、「生んでみようか」、「もの狂い」、「闇の肌」、「官能の罠」、「まつたけのから揚げ」、「空ろな果実」、「巨聖女」、「神々の黄昏」、「夜鷹が水を欲しがった」
小説の題名である。
K子に電話をしたくなった。「まだ寝てたのヨ・・・」かすれたような声が遠くに聞こえた。
時計をみたら十時四十分。「朝飯持って行くよ。」
塩鮭をほぐしておにぎり二ツ。残りの味噌汁、胡瓜と茄子の漬もの、りんご一個を盆にのせ家を出る。

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