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2010/06/02

下駄

「濡れ縁におき忘れた下駄に雨が降っているような、どうせ濡れ出したものなら、もっと濡らしておいてやれというような、そんな具合にして僕の五十年も暮れようとしていた。」小説家、木山捷平さんがどこかに書いてをられた文章だ。

ノートをめくっていたら、以前書きとめておいたものを見つけた。なんとも言い得て妙。

いまの自分の気持にピッタリ。

付け加えさせてもらうなら、そのビチョビチョに濡れた下駄をはいて歩きたい衝動にかられている。

もっと言うなら酒を片手に、ドシャ降りの雨の中濡れた手に柿の種を握りしめ、傘もささずに濡れた下駄をはいて、誰もいない海を見にゆきたいといったところか・・・。これって一体なんだろう。

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