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2010/06/04

老木

最後の宮大工といわれる西岡常一さんが、「老木でありながら若々しく茂っている木があるが、そういう木はきまって中が空洞で芯が空っぽであることが多く、年相応に老いた風格がある木(ヒノキ)は芯までしっかりしている。」と書いてをられた。
お世辞と知りながらも「お若いですね」と言われて嬉しがり、若々しく振るまっていた自分の姿を恥ずかしく思った。かといって今さら逆立ちしたところで風格のある木になれる訳もなし、「使いものにならなくとも、空洞であろうが、木は木だ、あれも人生、これも人生」と開き直るしかないのだが、一日一日の重み、取り返しのきかない時の経過をいまさらながら痛感した五月最後の日曜日。

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