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2010/09/16

訃報

新聞の訃報欄は昔から必らず見る記事の一ツだ。最近は亡くなった方の年令が自分より下の方たちが多くなった。年令が六十過ぎくらいならば、たいへん失礼で不遜な話だが、まだお若いのにと思うよりも、何故か羨ましいというか、うまくやったなといった気持が強い。30才になったとき、六十まで生きれば充分と、30年間のカレンダーを作り、一日が終ると一日ずつスミで消していたが60を過ぎても生きていて65まで延長したのだがそれすらもオーバーしてしまった。
百米走でゴールは百米と思って走っていたのに、急にゴールを百五十米に伸ばされたような気分になる。
生きていることが決していやな訳でなく、それなりに楽しい日々だし、やりたい事もまだ少しはある。ただ、見栄っ張りなものだから、人の助けを借りないと身体がいうことをきかなかったり、人に迷惑をかけたりが耐えられない。自分で自分のことを全て処理できる状態でこの世とおさらばできたらと、その気持が強いだけだ。
ただ一ツ、自分の死をある程度察したら、動物のように人知れず秘かに身を隠す方法は残っていると思う。しかしそれも体力がまだ残っていることが条件。何とかうまく死ねたらと、これはたいへんな最後の大仕事だ。

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