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2010/09/24

のら猫

家のまわりに四〜五匹はのら猫がいるだろうか。丸々と太ったのもいれば、憎たらしく強そうなヤツもいる。その中で一匹、白と黒のまだら、からだも小さくやせ細り、そばに行くと眼ヤニをためた悲しそうな眼でジーッとこちらを見上げ、静かに背を向けて去ってゆくのがいて、なぜか心引かれる。いつも眼ヤニをためているので「ヤニッペ」と名前をつけているのだが・・・。オスなのかメスなのか、からだの調子が悪いのか、生き方が下手くそなのか、そう長生きはできまいとかいろいろなことを思っていつも見ている。今朝も五時すぎ、ゴミを捨てに出たら紫陽花の木の下にうずくまっていて、足音に気づくとそっと立って葉陰の方に歩いてゆき、身をかくしてジッとこちらを見ていた。
将棋指しの内藤國雄が唄った「おゆき」という歌に「どこか不幸がとり付きやすい、そんな気がするホクロが一ツ」という歌詩があるが、ヤニッペをみているといつもふとその一節を口ずさんでいる。

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