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2010/09/26

種なし西瓜

日本に帰ってきてしばらく世話になった叔母の家は、戦中山梨に疎開していたという。叔母の家で初めて葡萄を出されたとき、一ツ一ツ種を出していたら叔母が笑いながら教えてくれた。「葡萄は種を出さず、種にあたる寸前で歯を止めて二・三回かんだら種ごとのみ込むのよ。種を出すと酸っぱいでしょ。そうして食べてごらん、甘くて美味しいから・・・。」と。
ビルの地下室で大量の野菜を作っていたりする時代だから、そのうち葡萄は種なしになり、これからの子どもは葡萄は種がないものと思ってしまうかも知れない。せめて植物はありのままの姿で口にしたいと思うのは時代遅れの老人だろうか。
例えば種なし西瓜などができたら西瓜が西瓜でなくなってしまうし、絵に描く時にもやはり種がないとサマにならない。

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