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2010/10/05

野菜

三日に一度は八百屋へ出向く。楽しくてしようがない。何が楽しいといって、形が面白いし全ての野菜が実に個性豊かで色も美しい。茄子のあの奥深い色などはほれぼれとする。必要でなくてもつい買ってしまうことがある。店先の全ての野菜の一ツ一ツが何かを語りかけてくるような気がする。おとなしい顔をしているのもをればやんちゃな奴もいる。スーパーの野菜はだめだ。袋に入っていたりサランラップで包まれているものが多いから。小さな八百屋の店先がいい。どの顔も生々として自己主張をしている。
ただ悲しいことに買ったものを買物袋に入れた瞬間に野菜の顔は変化して、おとなしく生気を失なったように見えるのは何故だろう。家に持ち帰り、冷蔵庫にしまうときにはなおさら悲しい気分になる。野菜はもう眼を閉じてねむたそうな顔をしているのだ。まるで外で楽しく遊んでいた子供が無理矢理家に連れ帰された如くに。

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