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2010/11/20

長生き

生まれてこのかた、長生きしたいと思ったことは一度もない。子供のときに満州で飢え死ぬか、凍え死んでいてもおかしくないと思うから、もうけものの人生を生きているといった気持がどこかにあるからかも知れない。
絶対という言葉を使って間違いないのは「人は必らず死ぬ」ということだろう。人がいつまでたっても死なないとなったら、ゴールのないマラソンを走らされているようなもので空恐ろしいと思うし、退屈極まりないだろうとも思う。死があると分っているから何かをしようという気持も起きるし、喜怒哀楽もあるのだろう。
73才で亡くなった知人の葬式に行った。年上だと聞いていた残された奥さんに「お爺ちゃんの分までお婆ちゃんに長生きしてもらわないと・・・」と親戚の人らしき女性が話しかけたとき、「アタシはそんなに長生きしたいとは思っていない・・・」と真面目な顔をして答えていたのが印象的だったし、恐らく本音の本音だろうと思った。お婆ちゃんは何を考え、何を思ってそう答えられたのかは分らないが・・・。

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