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2010/11/30

大穴

競馬大好き男と話をしていたら女房自慢、のろけを聞かされた。「ボクがこれまでで最大の大穴を当てたのは女房です」という。かなり人気の無い馬で誰も馬券を買おうとしなかったが、彼はひと眼みたときにこの馬は必らずトップでゴールすると直感したという。予想屋としての友人はじめ親兄弟、みんなとりたてて反対する人もなかったが賛成の人もひとりもなく、何と物好きなといった顔をされたという。それでも先見の明があるボクはひとり間然と彼女に賭けて正解だったと自慢する。彼はいま四十八才、結婚して十三年だそうだ。「だったら、まだゴールはしてないだろう」と言ったら、第二コーナーだか第三コーナーだか知らないがそこを断トツで通過している最中だという。「そんなものまだ追い抜かれる知れないし、落馬だってあり得るよ」と水をさしたら「それがないから大穴になるンです」と気楽なことを言う。「一度その馬を見てみたいね」「ええ、是非見に来て下さい。でも見るだけですよ、乗ってはいけません。」と落語のオチのようなことを言うので、「バカ、オレは大穴狙いじゃないよ。」と言って大笑いした。

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