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2010/12/10

日向ぼっこ

郵便局の帰り、天気がいいので遠まわりして散歩がてら畑のある道をふらふらと歩いて帰った。五・六年前までは、ときどき畑でとれた大根や胡瓜をぶらさげて我が家の縁側に届けてくれたお婆ちゃんが、ビニールハウスの入口に小さな椅子を出して背中を丸めて座っていた。もう80才中ば、最近は腰が痛くて畑仕事が出来なくなったと聞いていた。
「あれ、お久しぶり、今日は畑なの・・・。」
「いや、日向ぼっこ・・・。」天気の良い日はいつも畑に来て日向ぼっこをしながらぼーッとしているのだそうだ。高校生になる孫が迎えにきてくれるから、そうしたら一緒に帰るのだという。足元の土の上にタッパーに入れた駄菓子とペットボトル。「食べんかね・・・。」と駄菓子をすすめられて一ツいただく。「日向ぼっこ」このところとんと耳にしなくなった言葉だ。通り過ぎるつもりが座り込んで20分ほど喋り込んでしまった。いい時間を過ごした。何か心暖まるひとときだった。

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