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2010/12/13

秋の声

「秋の声とは虫絶えてからのこと」
いい俳句だなと思った。新聞の俳壇で俳人宮坂静生選で出ていた。彼の<評>として、(深秋の静けさ、いうならば無韻の韻を「秋の声」というのであろう。「音絶えしこの音が雪降る音か」–有働亭–の名句を思わせる表現の妙。)とあった。「はやぶさ」が確か3億キロ先の天体から七年がかりだかで微粒子を地球に持ち帰った話もすばらしいと思うけど、こういう俳句、こういう感性に出会うとホッとする。物があふれ、スーパーは安売り競争に精を出し、11月に入ったらクリスマスツリー、大臣の失言だ暴言だと騒がしくてしようがない。貧しくても、少々不便でもいいからもう少し静かに、心豊かに暮らそうよと言われた気がするのだ。まあ世間のことはどうでもいいか。自分が黙って自分の好きな世界を作ればよいことだ。

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