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2011/09/28

時感

「(時間)でなく、(時感)の方がピッタリきませんか・・・。」朝の五時四十分過ぎに電話があった。七月に知り合ったばかりの鉄の楽器(彫刻)作家H氏からだ。こちらが早起きだと知ってか、朝の早くに彼はかけてくることがある。単純な話、時間というのは、同じ一時間でも楽しいとアッという間に過ぎ、つまらない時間だと一時間が二時間にも三時間にも感じるように、人それぞれがその時のその人の感じ方の中での時間な訳だから(時間)でなく(時感)の方が・・・という話だ。朝の早くに眼が覚めてそう思ったから電話したという。そして約三十分ほど話は続く。このところ少なくとも三日に一度、一日二回の電話のこともある。世間話や、生活感のある話は一切なし、自分がその日に考えた事、感じたことを電話してくれるのだ。実に新鮮で実に楽しい。このせちがらい世の中で、還暦を迎えてなお、日々、一刻々々こんな(時感)を過ごしている人が居ることが嬉しい。世の中の垢にまみれたわが身を洗い清めてもらったような気がして、実に有難い電話だ。

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