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-0001/11/30

雨に濡れた寿し

いつも来る来ると騒ぐわりにはそよ風程度に終る台風が、今回は多少台風らしい雨・風で、被害に会われた方には申し訳ないが嬉しくなって少し風がおさまった時点で、じかに雨・風に触れてみようと駅まで雨に濡れながら歩いてみた。ふだんでも四・五軒しか店を開けていない約100mの商店街はものの見事にみなシャッターをおろしてまさしくシャッター街。消防署の人が電線にかかった木の枝を取りはずし、吹き飛ばされた看板等の片づけをしていた。タクシーのりばのベンチが横倒しになり、ゴミ入れがひっくり返りダンボールの箱が幾つか散乱する中、駅前の小さな「寿し」のチェーン店だけがシャッターを半分おろして店を開けていた。店員に「店を開けてるんだ・・・」と声をかけたら、いまシャッターを開けて様子を見ているところですという。なんだか買わずにいられない気持にさせられ、いちばん安いのり巻を一ツ買い、人っ子ひとり通らないのをよいことに食べながら家へと向った。雨に濡れながら、雨でずぶぬれの食べものを口にするのは子どもの頃の満州以来か・・・。どこか心ウキウキする約三十分の散歩だった。

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